🍚比喩から入ろう。これはたとえば「田んぼ」と「ごはん」の話だ。
稲作って、いきなりご飯が炊き上がるわけじゃない。
まず田んぼを耕し、水を張り、苗を植え、太陽と風の力を借りて、
数ヶ月かけて育てて、やっと収穫できる。
でもこれ、ぼくらの感情→行動→成果の流れもまったく同じじゃないか?
⚡まず「水」=Emotion(感情・電位)がなければ、田んぼは干からびている
最近のビジネス、SNS、教育、そしてAIの世界でもそうだけど、
多くの人がこの「田んぼに水がない」状態で動き出そうとしてる。
要するに、感情が動いてない。感情が湧いてない。電圧ゼロ。
心の中にちょっとでも悔しさ、喜び、怒り、憧れがあるなら、
それはすべて「水」であり「電位差」だ。
何かが欲しい。
誰かに届けたい。
あいつには負けたくない。
自分でも、やれるかもしれない。
こういう内なる電位を、ぼくはE(Emotion)と呼んでいる。
これがなければ、行動なんて流れるはずがない。
🪛次に、「設計図」が必要だ。これがI(Intention)とD(Deployment)
感情が動いても、それが設計されなければ回路はできない。
水があっても、用水路がなければ田んぼに流れ込まないのと同じ。
だから、IとDが必要になる。
- I(Intention)=意思設計:「どういう目的で動くか?」
- D(Deployment)=構造展開:「そのために、どう流すか?」
たとえば「悔しい」という感情があっても、
それを「見返してやるために文章を書く」「動画にする」
「企画書にする」「人を巻き込む」みたいに構造に落とさなきゃ意味がない。
「電位差」があっても、「回路」がなければ電流は流れない。
🧍♂️B(Behavior)とO(Outcome)は、収穫とごはん
E→I→Dと流れて、やっとB(行動)が起きる。
そしてO(成果)が得られる。
言ってしまえば、ここは「最後の炊飯器とお茶碗」の話。
でもね、これをいきなりやろうとする人が多すぎる。
- なぜ成果が出ないのか?
- なぜ読まれない、伝わらない、売れないのか?
- なぜ人が動かないのか?
その理由は簡単。
水がない。設計図がない。電気が流れてない。
にもかかわらず、
「おれのアウトカムどうだった?」
「行動すれば変わるはずだ」
「AIに聞いたら出力された」──って、そうじゃない。
🧠感情に電圧をかけて、回路に乗せよ
ぼくは日頃、Eだ、Iだ、Dだ、と言ってる。
正直わかりにくいと思う人もいるだろう。
でも今日は、こう言い換えたい。
あなたの感情に、水は流れているか?
その水を、どんな用水路に流している?
どんな稲を育てて、誰にそのごはんを食べさせたいのか?
これ、比喩だと思うだろ?
でも、ぶっちゃけリアルだ。リアルに、電気回路そのものだ。
⚠️O(Outcome)は、共感ではない
ここで一点、強く言いたい。
O(Outcome)=共感じゃない。
「いいね!」の数でも、「優しい言葉」でもない。
- 相手が動いたか?
- 世界が微細に変わったか?
- 自分が変容したか?
これがOだ。Oとは、現実が変わること。
✋最後に一言
感情に電位をかけろ。
意思で回路を設計しろ。
構造を流せ。
行動せよ。
現実を変えろ。
それがE→I→D→B→O。
ただの理論じゃない。
これは、自分を動かすフィードバックループだ。
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